Kathak Dance of APSARA

鮮烈な旋回!200の鈴が刻むリズム!
優美なインド舞踊カタックを踊るダンスユニットあぷさらのHPにようこそ!

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インドの舞踊





indomap1.pngwhere the hand goes,
  there also should go eyes.
  where the eyes goes,
 there should go mind.
    where the mind goes,
   bhava should fllow.
   And where bhava goes,
  there rasa arises....

インドには数々の舞踊があります。

中でも四大古典舞踊とされている踊りが南のバラタナティヤム、カタカリ、東のマニプリ、北のカタックです。

最近ではこのほかに、クチプディ、オリッシー、モヒニアッタムも加わり七大古典舞踊と呼ばれるようになりました。

ここでは7つのインド古典舞踊の特徴を簡単に説明しています。

北インド古典舞踊【カタック】

katad1.pngインド4大古典舞踊の一つであるカタックダンスはおよそ2500年の歴史があります。

このカタックという名前の由来はサンスクリット語の「物語」を意味する「カタ」からきています。
始まりは他のインド舞踊と同じくヒンドゥー教を伝えるため「カタカ=語り部」と呼ばれたカーストの人々がインドの村々や寺院などで神話や英雄達の物語を人々に語り伝えてきました。
語りにパントマイムやジェスチャー、楽器が加わり舞踊として形作られました。
16世紀イスラームの勢力がインドの地を支配統治すると、カタックは早い時期より宮廷で庇護され踊られるようになりなりました。
この時代カタックはイスラム文化の影響をうけ洗練された宮廷舞踊として確立されていきます。

katad2.pngカタックの衣裳にはヒンドゥー衣裳(上)とムガール衣裳(下)の2種類とがあり、踊る曲目によって衣裳は替わります。
「ヴァンダナ」「バジャン」「トゥムリ」といったヒンドゥーの神様賛歌やクリシュナの物語ではヒンドゥー衣装で踊り、「ガザル」「サラーミ」 などにはムガール衣装を着用します。

踊りの特徴としては、他のインド舞踊に比べより多くのグングル(鈴)を足首に巻き付け踊ります。
速いリズムで行われる「タトゥカール」「ラリー」といった複雑なステップ、「チャッカール」と呼ばれる旋回、そしてサム(第1拍目の音)でポーズが決まると、観客は賞賛の拍手を踊り手に送ります。
技術的な側面を見せるその一方で、踊り手は「アビナヤ」を用い物語を踊り表現していきます。

カタックにはラクナウ派、ジャイプール派、ベナレス派といったガラナ(流派)が現在も踊り継がれています。

北東インド古典舞踊【マニプリ】

manipd1.pngマニプリの「マニ」は「宝石」を意味する言葉で、北東インド、アッサム地方のミャンマーとの国境に接するマニプル州の民族舞踊です。

マニプリ舞踊の基礎は優雅で流れるようなフォームと軽快なステップにありますが、これらはメイテイ族に伝わる創世の神話、地球がただの塊だった太古の昔7人のLainoorahsが足で穏やかに踊り硬くなめらかにしたとう言い伝えからきています。
このためマニプリ舞踊では地面を踏み鳴らしはせず、他のインド舞踊に用いられるグングル(鈴)は付けずに踊ります。

manipd2.pngマニプリの衣裳は言葉の通り宝石や小さな鏡をちりばめた円筒形のスカートとその上から重ねた真っ白なオーガンジーのフレアスカート(上)ですが、この他にも「ドーティー」という縞模様の腰巻きスタイルの衣裳(左)とがあります。

またマニプリには2種類の踊りがあり、クリシュナの話などをテーマにした女性的の踊り「ラースヤ」と、太鼓のリズムにあわせ踊られる躍動感のある男性的の踊り「タンダヴァ」によって構成されています。
このタンダヴァの踊りはこの地方の武術「タングタ」の基礎から成り立っています。

1919年に詩人のタゴールがマニプリダンスの素晴らしさを賞賛し、世界中に知られるようになりました。

東インド古典舞踊【オリッシー】

orichid.png東インドのオリッサ州に伝わる古典舞踊オリッシーは、 ヒンドゥー寺院で、マハリと呼ばれる巫女によって神に捧げるために踊られていたました。 宗教と芸術の中心だったオリッサのブバネシュワール、プーリー、コナラクの寺院の壁面 に 見られるような彫刻的なポーズが特徴的で、流れるような動きの印象的な踊りです。

オリッシーには女性的な「トゥリバンギ」というポーズと、基本となる男性的な「チョウカ」というポーズがあります。 また、ムードラと言われる手のジェスチャーの他に、目、首、頭の動き、足など複雑な動きがあります。

オリッシーの衣裳は絣柄のオリッサ・サリーを纏い、銀色で統一したアクセサリーを身につけ、髪にはテンプルをモチーフにした白い花飾りを後ろで結い上げた髪に飾ります。

南東インド古典舞踊【クチプディ】

kutipd.pngクチプディは南東インドのアンドラ・プラデッシュ州のクチプディ村を発祥の地とする古典舞踊です。

もともとはヒンドゥー教のバラモンから選ばれた男性のみによる宗教的意味あいの強い舞踊劇でした。
彼らは、神々を讃え、歌い、語り、踊り継いできました。
1940年代に、こうしたドラマが舞台芸術として確立されると大勢で演じるドラマからソロのダンスへと変化し、現在では女性も踊れるようになりました。

クチプディの特徴としては、バラタナティヤムに似ていますが、よりコミカルで躍動感のある踊りで、特に真鍮のお皿の上でリズムを刻んで踊る演目は独特です。
従来のダンスドラマの要素も色濃く残したクチプディはカルナータカと呼ばれる南インド古典音楽で踊られます。

衣裳は足首まで長く巻かれたサリーを前でプリーツにたたんで着付け、金色のアクセサリーを飾り、頭部は髪を結い上げます。

南インド古典舞踊【バラタナティヤム】

paratand.png南インドのタミル・ナードゥ州に伝わるバラタナティヤムは、バラタ・ムニによって書かれた理論書「ナーティヤ・シャーストラ」を起源とする舞踊として有名です。

元々はデヴァダシーと呼ばれるヒンドゥー教の寺院に仕える巫女により伝承されてきました。
その後時代とともに寺院の外、宮廷でも踊られるようになりましたが、イギリス植民地時代デヴァダシーの行為が遊女であるとみなされ衰退していきました。
しかしインド文化の再認識運動が起こった20世紀はじめ再び舞台芸術としてバラタナティヤムは新たな名前と共にインドを代表する踊りの一つとなったのです。

バラタナティヤムの特徴は、力強いリズムとダイナミックな動きに加え豊かな表現力がです。
基本姿勢は重心を真中に置き膝を180度真横に開いた中腰で手を腰に置く「アラマンディ」と呼ばれる姿勢から踊られます。
伴奏は南インド古典音楽「カルナタカ」と呼ばれる音楽です。

南インド古典舞踊【カタカリ】

katakrd.png南インドのケララ州で17世紀頃確立した舞踊劇として知られています。
「ラーマーヤナ」「マハーバーラタ」といった叙事詩の他にヴェーダ神話を題材にし、ヒンドゥー教寺院で男性のみによって演じられてきました。

舞踊劇と言っても台詞はなく歌い手による唄と音楽で進行していきます。踊り手は数百ものムドラー(手のジェスチャー)とアビナヤ(表情)によって物語を表現していきます。

また踊り手の姿勢も独特で足の両端で立ちます。
これには「カラリパヤット」という武術の基礎が用いられているからです。

カタカリの衣装は豪華な冠と膨らんだスカート、そしてなにより印象的な化粧が特徴でしょう。
この化粧には5種類の基本系があり役によって異なった化粧を施します。そして化粧の最後に、目の中に実を入れ白目を充血させ踊り手は舞台へとむかうのです。

【Pacha】 緑の意 正義の役
【Kathi】 ナイフの意 邪悪な人物 鼻と額に白い玉飾りをつける
【Thaadi】髭の意 赤髭…強烈な人物 白髭…高い身分の正直な人物 黒髭…海賊・猟師
【Kari】黒の意 魔女プータナ 悪者の役
【Minukku】 黄色の意 純粋な人物 男性…聖者・僧侶 女性…美しい女性

南インド古典舞踊【モヒニヤッタム】

mohinyad.pngモヒニヤッタムは南インド・ケララ州の伝統舞踊です。
モヒニは「この上なく魅惑的な女性」、アッタムは「踊り」を意味しています。

かつてヒンドゥー教の神に使える巫女デヴァダシーの踊りとして生まれ神に捧げて踊られました。
優雅で穏やかな動きに、アビナヤ(顔の表情)やムドラー(手の表現)によって表現される多数のフォームとが創り出す優美さが特徴です。

金色の縁取りがある白色のサリーを身に纏い、頭の左部分に髪を束ねて踊ります。

ケララの豊かな自然が動きのモチーフとなっており、足さばきは複雑でなく、ゆったりした円の動きが特徴的な踊りですが、特に顔の表情をもっとも重視しており演劇的な要素を持っています。